今年に入ってから、夫(54歳)がK-POPに激ハマりしている。

「MusicBank」を毎週録画するのはもちろんのこと、
過去の「KBS歌謡大祝祭」「Melon Music Awards」「ソウルミュージックアワード」などなど、録画できるものは何でも録画して、寸暇を惜しんで視聴している。

「昔、パク・ソジュンもMusicBankの司会をしていたことがある」
「TXTのヒュニンカイの妹がKep1erにいる」
「○○のアルバムが○○枚売れた」
などなど、さすが元アイドル(主におニャン子)オタク、入手したての情報を次々と私に教えてもくれる。

音楽番組だけでなく、韓国ドラマ、韓国のバラエティ番組、韓国および北朝鮮(!)のドキュメンタリー、日本のバラエティ番組でも「韓国」「新大久保グルメ」などの特集があれば逐一録画視聴。
とにかく「韓国」に関連するものは新旧・硬軟問わず何でも知識を吸収しようとしている。

ケレン(「
CARAT LAND」の韓国読み、SEVENTEENのファンミーティングの名称)の動画まで見ている姿にはさすがに引いたが笑
私のような韓国好きにとっては夫が韓国ネタにハマることはもう、この上ない喜びなのである


驚くのは、夫がついにハングルを勉強し始めたということだ。
2006年に勉強を始めた私の隣に17年いながら、今までガン無視だったハングルを、ついに自ら読みたいと思うようになったのである!!

それもひとえに、アーティストの顔と名前を一致させたいがため。
「MusicBank」では、画面左下に歌詞と共に歌っている人の名前が出るのだが、それを解読して「これは誰」とわかりたいのだという。。。
Kポへの愛、半端ねぇ!!

しかし韓国語はまだまだ1歳児レベル。
「チンチャ」
「ノムノム」
「コマウォヨ」
「マシッソヨ」
「キダリョ」
など、少しでも聞き取れる単語が出てくると、それだけでもうご満悦(←我々全員が通ってきた道……笑)。

最近は「オットッケ」「ハジマン」などのちょっと高度な(?)副詞・接続詞なども聞き取れるようになってきた。

TOMORROW X TOGETHERの「Sugar Rush Ride」に「オットッケ〜」という箇所があるのだが、その箇所を待って「オットッケ〜」の一言だけ一緒に歌う姿がなんともかわいらしい。
私は子どもを産み育てたことがないのだが、子どもが言葉を習得していく過程を見るのってこんな感じなのだろうか?

夫「オットッケ〜 の後は何て言ってるの?」
私「저 별이 보여(ちょ びょり ぼよ)」
夫「ちょ びゅり びょよ?」
まさに「がじゃいも」状態
私「どうしよう、あの星が見える って意味だよ」
夫「……死兆星?」

死兆星

夫께
「Sugar Rush Ride」と「北斗の拳」、両方わかる人がこの世にどれだけいるでしょうか。
爆笑しながら、私はあなたが夫で本当によかったと心の底から思いましたよ。
これからも韓国ネタを一緒に楽しもうね。韓国語はいつでも私が教えるよ!
노리미드림